2013年7月5日金曜日

Sickkids病院

いつも娘のみらいと私達家族を応援してくださり誠にありがとうございます。

こちらSickkids病院には、心臓外科と集中治療室に日本人医師が一名ずついらっしゃいます。(私どもがお世話になった方以外にもいらっしゃったらすいません)
異国の地での言葉の壁・医療の違いに戸惑っていた私どもにとってとても安心できる心強い方々です。

偶然にも、娘の手術はその日本人の先生が執刀してくださいました。術前・術後も通訳を介さずに手術のリスクの説明・術中の娘の様子などを直接聞くことが出来る事は不安や疑問を自分の言葉で伝えそして先生の言葉をしっかりと自分たちで理解できるのでとても安心できました。後で分かったことでしたが、数日時期がずれていたら先生は学会のため日本へ一時帰国されていたとのこと。先生がカナダにいらっしゃる間にドナーと巡り合えて本当に良かったと心から思いました。

そして、術後ICUでたくさんのチューブや点滴につながれ、不安なときにはICUの日本人医師が助けてくださいました。医療通訳もおらず私どもの片言の英語ではコミュニケーションが上手く行かなかったときなどはすぐに駆け付けてくださり「心配事はないですか?」「質問はないですか?」と優しく接してくださいました。

移植手術の一番不安で大切な時はいつも日本人の先生方がサポートしてくださったので本当に心強かったです。

病院へ行くことも少なくなって来たので最近は自宅で勉強をしたり、リハビリのエクササイズをして過ごしております。帰国して学校の授業について行けるよう少しずつ勉強も再開しています。
娘の勉強を見ながらまた学校へランドセルを背負って歩く姿を想像しとても幸せな気持ちになります。娘は、「勉強するよ!!」と声をかけると「えぇー・・・」ととても残念そうな顔をしますが、国語と算数を頑張っています。