2014年5月26日月曜日

術後1年を迎えました


 いつも娘のみらいと私たち家族を温かく見守って下さり誠にありがとうございます。

先日の23日に術後1年目のバイオプシー(心筋生検)やその他の検査を受けてきました。
検査結果は、拒絶反応は許容範囲で異常なし。心臓の圧力も安定しており状態は良いとのことでした。 結果を聞いてほっとしております。

思い起こせば1年前。ドナーの知らせは突然やってきて・・・その一日は私たち家族にとっては生涯忘れることのできない日となりました。もちろんドナーとの巡り合いは突然と分かってはいましたが、「カナダでの待機は最低でも半年は覚悟をしておくように。」と説明を受けての渡航だったため、私たち家族はまだ先のことと思っていたので本当に驚きました。

5月23日は大切な人を失ったドナーのご家族や、そのまわりの方々には辛く悲しい日でもあると思います。 私たち家族は毎年この日にドナーのご冥福をお祈りするとともに、我が子の新しい誕生日を迎えられることに感謝しながら過ごせていけたらと思っております。

術後1年が経ち娘の生活に許される事がだいぶ増えてきましたが、まだまだ食事面等では規制が厳しく苦労しております。しかし、この苦労も娘がいてくれるからできるものだと感じております。
娘がストレスを感じないようにできるだけ努力していきたいです。

また来年も良い結果を聞けるように、家族で力を合わせて娘の健康管理に努めてまいりたいと思います。

これからも私たち家族を温かく見守っていただけましたら幸いです。

                                         大林 和博 奈緒


写真はバイオプシーへ行く前のものです。今回は麻酔から覚めたあと気分が悪くなり嘔吐を繰り返し娘もきつそうで、心配をしましたが次の日には元気に歩き回り食欲も旺盛に戻ったので安心しました。