2013年9月29日日曜日

渡航5ヶ月

いつも娘のみらいと私たち家族を応援してくださり誠にありがとうございます。

本日で渡航5ヶ月を迎えました。来週の帰国が楽しみでしょうがない娘はリュックに病院で戴いたぬいぐるみなどをいれ荷造りをしております。そして、荷造りをしている私の隣で「これ病院で作ったよね!」などと短かった入院生活を思い出しては荷造りのお手伝いと称し邪魔をしています。

今週まで週に1回のフィジオは行く予定となっております。術後は途中で挫折して降りた坂道も今では一気に自転車で駆け上がることも出来るようになりました。フィジオセラピーも「みらいは毎回成長していく。回復がとても早い!本当に頑張った!!」と褒めてくださいました。Sickkidsへ入院した直後から始まったトレーニング。フィジオセラピーのロビンは術前・術後とずっと娘を傍で優しく、時には厳しく支えてくださいました。娘の得意なことや苦手なこと。歩行の癖や筋力のトレーニングのプログラムなど細かな所まで目配りしてくださり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今回は最後のトレーニングテストも行われました。移植前・移植直後・帰国前の3回6分間でどれくらいの距離を歩けるかを測ってきました。移植前と比べて2倍の距離を歩けるようになっていました。娘は「たくさん歩いても全然きつくならないよ!」と多少疲れはするものの体調の良さをしみじみと感じていました。

そして、インターナショナルペーシェントの皆さん達。私たちのようにトロントに在住していない人たちのお世話をしてくださる方々です。「病院の事以外でも困ったときには相談に乗るから」といつも
気にかけてくださいました。また、学校へ行けない娘の為にこちらでも訪問授業が受けれるよう手配もしてくださいました。全てが英語での授業でしたが、英語と算数(筆算)を教えて頂きました。恥ずかしがり屋な娘なので、授業中は借りてきた猫の様でしたが、帰宅するとその日に習った英語の単語と発音をいつも私に教えてくれました。娘なりに良い刺激となったようでした。

私たち家族は日本でもカナダでも本当に皆様の優しさに支えられ、本日まで来ることが出来ました。私たち家族はこれからもきっと色々な試練に直面することがあると思いますが「繋がれた命」を大切に家族一丸となって一つ一つをクリアして行けたらと思っております。

そんな私たち家族をこれからも温かく見守って頂けたら幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。